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天仙液の高い有効性は、製品化以前の臨床試験などにより既に立証されていました。ここでいう「有効性」とは、単に「完治」を示すわけではありません。「腫瘍が縮小した」「拡大が認められずガン細胞の増殖が止まった」、あるいは「苦痛が軽減した」なども含まれます。有効性の確認された症例の多くは、ガン細胞の増殖が止まったいわゆる「安定」を示しました。但し、症例の約2割に進行が見られたことも事実です。 |
しかし有効性において注目すべきは、その抗ガン作用だけではなく、いわゆる西洋医療における3大治療(手術、抗ガン剤、放射線治療)との併用で高い相乗効果を発揮するという点です。不快感や嘔吐などが改善されれば食欲は増進し、体力をつけることができます。また、3大治療による白血球、血小板、ヘモグロビンなどの減少を抑制することで、免疫力が向上し、新生血管の抑制が期待されます。 |

天仙液は抗ガン漢方薬として開発されましたが、腫瘍殺傷作用の単独作用だけでなく、免疫調整作用や身体機能改善作用、アポトーシスの誘発などが複合的に作用し合い、それが柱となる腫瘍殺傷作用を高めているという事実が確認されました。これは正しく、身体全体から病を診る中医学の原点に帰結しています。 |
ここで各生薬の作用を図を用いて見てみましょう。
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詳しくは成分と作用をご覧下さい。 |

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参考:「抗ガンサプリメント よく効く選び方と飲み方」
九段クリニック院長・医学博士
阿部博幸著(主婦と生活社刊) |
中医学は「証」を重視します。証とは、身体の状態全体に表面化している症状を総合的に診ることで、個別の症状のみに注目して対応するよりもさらに多角的な対応を可能にするものです。そして疾患を癒す要素を「正」、疾患を発生させるすべての要素を「邪」と呼びます。天仙液は結果的に、漢方理論の証、正・邪の法則に基づき、以下のとおり、多面的に構成された複合漢方薬であることがわかりました。 |
理気行気 |
気の流れをスムーズにすること |
活血化 |
滞った血流をよくし、固まった古い血を溶かす |
軟堅散結 |
しこりのような固いものを軟らかくして散らす |
清熱解毒 |
こもっている熱、炎症を抑える |
湿化痰 |
腫瘍によって体内に溜まった水、代謝できない水質、ねばこい痰のようなものを取り除く |
腐生新 |
腐った組織を排泄させ、新しいものを作る |
益肝固腎 |
肝臓機能を助ける、腎の精を固め、肝に栄養を与える |
補気養血 |
体のエネルギーを補い、血を養って増やす |
調補陰陽 |
体のバランスを調整する |
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