★ 蒼耳子(そうじし) ★

3〜9g。過量に服用すると中毒を生じる。中毒症状は悪心・嘔吐・低血圧・腹痛である。 【使用上の注意】 耳には全株に毒がある。果実の毒性が最も強く、鮮葉は乾燥葉より、若い葉は古い葉より毒性が強い。毒性成分は xanthostrumarin と alkaloid である。 中毒症状は、服用後2日目以後に発生することが多く、上腹部が脹って苦しい・悪心・嘔吐・腹痛・下痢・無力感・煩躁などである。ひどいときは肝障害による黄疸・毛細管透過性増大による出血・意識障害・痙攣あるいは呼吸・循環・腎機能不全による死亡を引き起こす。
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