■商品 |
【効能】
行気止痛、殺虫
1.肝気鬱滞、あるいは肝胃不和による胸肋痛などの証候に用いる。
川楝子の性味は苦肝で降の働きがあり、寒熱を疏泄することができるので、熱証の証候に適し、延胡索を配伍すると、止痛の作用を強めることができる。
たとえば、金鈴子散である。
もし寒証で寒疝の下腹部の脹痛には、小茴香、呉茱萸、木香を配伍し、散寒、理気、止痛を行う。
たとえば、導気湯を使用する。
2.寄生虫による腹痛に用いる。主として鎮痛作用を利用するが、殺虫作用もある。
檳榔、使君子などを配伍する必要がある。
このほか川楝子は頭部白癬にも用いる。
川楝子を黄色くなるまであぶって粉末にし、等量のラードとまぜた軟膏を患部に塗布する。
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