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阿膠は「補血の聖薬」と呼ばれていて、すでに2000年以上の歴史があります。山東東阿阿膠股份有限公司生産の東阿阿膠は、良質で厚いロバ皮を用い、各種ミネラルに富んだ東阿水で煮つめたもので、阿膠伝統の良質な性状を保持し、各項目の検査結果からも国内で最高水準であることが示されています。
東阿阿膠は人体に必要な18種のアミノ酸と20種類以上の有益なミネラルを含んでいます。
阿膠補血顆粒の成分:阿膠、熟地黄、党参、黄耆、セイヨウカリン、 白朮。
阿膠補血顆粒の効能と治療:補血、止血。貧血、めまい、動悸などに用いられる。
【阿膠補血顆粒の服用方法】 1回1袋、1日2回、お湯で溶かして服用。
山東東阿阿膠股份有限公司
○阿膠Asini Corii Collas
平成14年2月17日
別名:阿膠珠・陳阿膠・驢皮膠(傅致膠・盆膠・烏膠・顕明`・覆盆膠)
中国別名:驢皮膠・黒驢皮膠・東阿・伝致膠・覆盆膠
「神農本草経」:
●阿膠.一名傅致膠(フチコウ).味甘平.出東阿.治心腹内崩.勞極洒洒如瘧状.腰腹痛.四肢酸疼.女子下血.安胎.久服輕身益氣.
阿膠は,ウマ科の,ロバ 驢Equus asnus L.の皮からとった膠である。
阿膠の味は甘で,気は平である。
主として,心腹すなわち胸や腹の部位の病や,内崩すなわち内臓の出血や,過労がきわまって生じた労極の病や,酒酒とさむけがして,ちょうどマラリアようの瘧病の症状の如な病や,腰や腹の痛みや,四肢つまり手足が酸れ疼む病や,とくに女子の病では,陰部から血が下るのをなおすことができる。
また,みごもった胎児の発育を安らかにする作用もある。
これを,久しく服用していると,だんだんと身のうごきが軽くなり,元気を益してくる。
阿膠は,一名を,傅致膠ともいう。
【解説】 阿膠は,昔、山東省阿県にあった阿井という井戸の水で膠を煮て産したところから,阿膠という名がついたものである。この阿水は,済水が注ぐところで,この井戸の水でつくった膠で濁った水をかきまぜると清く澄む。だから,人がこれを服すると,膈に下って痰をうすくし,吐をとめる。これは何故かというと,済水が清くて重くその性が下にはしるものだから,汚濁や逆上した痰を治することができるのだ,とある。
和名は,漢名に由来する。
学名の,Equusはラテン語のウマ,asinusはラテン語のロバのことである。ロバは,ウサギウマともよばれ,リビア・スーダン・エリトレア・ソマリランドに野生がみられるが,各地で飼育されている。
日本の市場では,膠またはゼラチンといい,ロバの皮のほか,その他の動物の皮・骨・腱・靱帯などを水で煮て得られる可溶分から、脂肪を去り、濃縮固結させたもので,生薬は,新しくて光沢があり,夏にも著しく軟化するようなことがなく,異臭のないものがよいとされる。
成分は,蛋白質のglutinやchondrinなどである。
「第11改正日本薬局方2部」では,ゼラチンは、動物の骨・皮膚・靭帯,または,腱を,酸またはアルカリで処理して得られた粗コラーゲンを,水で加熱抽出して製したものであると規定され、この原料となる動物は,ウシ・ブタ・クジラなどがあげられている。
「薬局方」の適用は,漢方とはおよそ縁遠い使い方のみで,次のように解説されている。
ゼラチンは,医薬品の製剤材料として用途の広いもので,強固で弾力性のあるカプセルの製造材料として,最も多く用いられ,可塑性ゼラチン基礎剤として,皮膚薬に,また,錠剤,トローチ,坐剤の基礎剤として,あるいはまた,乳化剤として用いられる。注射剤に混合すると,主剤の吸収を遅延させるので、作用時間を延長させるため,特に、エピネフリンやへパリンの注射液に混合することができる。ゼラチンは,トリプトファンのような必須アミノ酸を含有していないので,完全な蛋白質ではないが,消化されやすく,糖質および脂質を含有していないので,ある種の栄養不良に食用として利用される。また,コロイド保護作用を有する。この注射液を静注すると,血液の凝固性を高めるので、内出血の治療に用いられる。血漿膨張剤にも用いられたが、抗原性を有するなどの欠点があり、現在はその目的では使われない。ゼラチンスポンジの主剤として、外科手術あるいは創傷時の止血に局所適用される。なお,「薬局方」には,精製ゼラチンも収載されている。
古方では、阿膠は,温経湯(2両)、黄土湯(3両),黄連阿膠湯(3雨),?帰膠文湯(2丙),灸甘草湯(2両),薯蕷丸(7分),大黄甘遂湯(2両),猪苓湯(1両),当帰建中湯加方(2両),白頭翁加甘草阿膠湯(2両),鼈甲煎丸(3分)に用いられる。
このうち、鼈甲煎丸では,炙と指示されている。
「中華人民共和国薬典」及び「中薬大辞典」では,原動物は,驢とする.
「広西薬用動物」では,驢をあげる。
(意釈神農本草経)
「漢方薬術」:鹹平無毒、肺・肝・腎三経に入るとあり、止血薬、滯下薬、膀胱等に用いらる。山薬と配合したら効力が一層強くなる。主として身体虚弱、肢体疼痛、吐血、崩淋、血尿、血痢、カタル、肺結核等に用い、燥けるを潤し、痰を化す。又大小便、大腸にもよい、大黄とは配合しない。
「中葯学概論」:「効用」慈陰養血、補肺潤燥、止血安胎。「主治」:虚労咳嗽、肺痿吐膿、陰虚血少、心煩失眠、吐血、喀血、妊女胎産、崩漏等症
「中葯大辞典」「効用」:慈陰、補血、安胎する。血虚、虚労咳嗽、止血、衄血。血便、婦女の月経不調、崩中、胎漏を治す。
「漢藥の臨床応用」:補血・止血・滋陰・潤燥(増血・止血・昇圧・ビタミンE酸化防止)
「中医学」:(効用主治)
1.補血止血。治血虚及吐血、喀血、便血、尿血、婦女崩漏。
2.滋陰潤燥。治熱病傷陰、陰虚火旺、見心煩、失眠、痙攣、抽?等症。又治肺腎陰虚的咳嗽、遺性精
●血液凝固抑制作用:水製エキスは、濃度依存的に活性化部分トロンボプラスチン時間、プロトロンビン時間を延長させた。標準平板に添加すると、抗プラスミン活性も認められている。ADPによる血小板凝集を抑制する傾向もみられた1)。
●制腫瘍作用:ラット膀胱癌プロモーターによる(SS, Trp)発癌を強く抑制した2)。
1) 桜川信男・他:最新医学, 38, 1889(1983);Acta Med. Biol., 32, 107(1984)
2) 杉山 清:和漢医薬学会誌, 8, 200(1991)
ウマ科のロバの皮を、毛を取り除いてから煮て膠にしたもの。
にかわとは煮皮のことで、粗製のゼラチンのことである。
現在はロバ以外にも牛・馬・羊などの皮も用いる。
主産地は中国の山東・浙江省で古くから山東省の東阿に産するするものが優れているため
阿膠の名がある。ロバの皮を用いたものを驢皮膠(ロヒキョ?といい、ウシの皮を用いたものを黄明膠という。日本では主として牛の皮や骨からとる局方のゼラチンが用いられている。
阿膠の成分は硬質タンパク質のコラーゲンとゼラチンで、ゼラチンとはコラーゲンを熱処理により精製した変性タンパク質のことである。これらのタンパク質のアミノ酸の組成としてグリシン、プロリン、オキシプロリンなどが多い特徴である。
ただし阿膠の代用にゼラチンが適するかは議論の余地がある。
阿膠は加熱すれば溶けるが、低温ではゼリー状に凝固するため、煎剤に用いるときは滓をこした後に解かしながら服用する。またタンニン酸によって沈殿するので配合に注意する。 (漢方のくすりの事典) |