【馬鞭草の商品説明】 科名・属名 くまつずら科 イワダレ属 落葉低木 学 名 Lippia citriodora 〔リッピア シトリオドラ〕 和 名〔健康茶名〕 こうすいぼく〔香水木〕ぼうしゅうぼく〔防臭木〕 生 薬 名 檸檬馬鞭草〔ネイモウバベンソウ〕 ハーブティー〔英 名〕 レモンバーベナ〔Lemon Verbena〕ヴェルヴェーヌ〔Verveine〕・・・仏 産地・分布 ペルー原産、世界中で栽培。 採取・製法 成長期の葉を採取し乾燥。 部位・形状 レモンバーベナの葉、小刻み乾燥。 香 り レモンバーベナはレモンとシナモンを。ミックスしたような良いの香り。 味 覚 レモンバーベナはサッパリ飲みやすい。 地上部の全草。沖縄でも路傍に生えている。戴道光は弁書の中で、俗称をせいていはん というのは蜻てい(せいてい、とんぼのこと)が好んでこの花を食べるからという。沖縄方言でもア−ケ−ジュ−グサといい、ア−ケ−ジュ−(あきつ、とんぼのこと)がよくとまる草の意である。民間薬として通経、発汗、解熱、健胃等に使われる。 馬鞭草はヨーロッパをはじめ北アフリカ、中国、日本等が原産の多年草で、九州及び南西諸島(八重山・宮古地方)に分布し、高さ80p位に成長します。沖縄本島では「センスルーグサ」、宮古地方では「ンギャーギー」と呼ばれ古くから利用されている野草です。地上部は開花期に淡い紅紫色の花を多数咲かせ、夏に採取されます。民間伝承的に馬鞭草の乾燥葉を煎じて健康茶として愛飲されてきました。
【馬鞭草の成 分】 シトラール、ゲラニオール、ネロール、リナロール
【馬鞭草の特 徴】 根際から生える葉は卵形で3〜5に深裂、裂片は更に羽状に切れ込む。 また、葉は対生。表面は葉脈に沿ってへこみ、皺のようになっている。 上部の葉は全緑。 茎は直立して上部で枝分かれをし、断面は四角形。 全体に細かい毛が生える。 地下茎が横に這う。
【馬鞭草の飲み方-入れ方】 レモンバーベナは1カップに大さじ1杯を入れ熱湯を注ぐ。
【馬鞭草の注意事項】 【レモンバーベナ】は、長期や多量摂取は胃の刺激になる事がある
【馬鞭草の効 能】 内服効果:婦人病(通経、月経)、血管拡張作用、便秘改善、利尿作用、鎮静作用、頭痛など。 外用効果:皮膚病、腫れ物・吹き出物、睾丸炎等の炎症抑制作用など。 活血通経、利水消腫、截瘧、清熱解毒 産地は主に世界の温帯地域です。主に作用する箇所として、神経系などにより作用します。作用としては、神経強壮、消化器改善、抗うつなどの作用をします。馬鞭草は細い茎のさきに紫色の花を咲かせます。ハーブとしては神経を強壮する効果が高く、体を元気に保ってくれる働きをします。 三大主要原料の、馬鞭草エキスとタンカン果汁、そしてコラーゲンを主軸として、美容に良いビタミン類、そして美容成分としてプラセンタ、ヒアルロン酸、ローヤルゼリー等を贅沢に配合しております。
【馬鞭草の歴史と文化】 よく衝撃的な出来事に遭遇すると「うわー、すごい」とかいいますが、これを沖縄本島や石垣島の方言で表現すると、「あきちゃみよ」となります。 昔から、この薬草は煎じて飲んだり、風呂に浸して入浴したり、という方法で使われていて、婦人病及び、皮膚病に対する効果が高い為、人々が「あきちゃみよー」と感嘆し、石垣島では、いつしか「あきちゃみよ草」とよばれるようになり重宝されてきました。 また、八重山ではその多くをお風呂に入れて子供の皮膚病緩和に使用することから、別名「ふぁーあまし草」(子供の風呂あび草)とも呼ばれています。 クマツズラ(クマツズラ科) 1日量約10グラムせんじて飲むと神経、婦人病、感冒、発汗、水ばれなどに効き、虫下しにもなります。またせんじ汁やしぼり汁でいろいろの皮膚病、はれもの、ふきでもの、睾丸炎などを洗うと効果があります。乳ばれには葉をよくもんで3、4枚重ねてはると効きます。全草を乾燥したものを馬鞭草(ばべんそう)といい漢方で月経困難や産後の婦人病などの薬として使います。成分にはバーベナリンとバーベナロールがあります。 【身近な薬草246種/理学博士 神野太郎 (三晃書房)】より ヴァーヴェイン Vervein 属名のVerbenaは「祭壇を飾る草」の意味で、古代ローマでは祭礼に用いてこの聖なる草を崇め、verbenaliaという祭りが毎年行われた。古代ドルイド僧は清めの水をはじめ、予言、占いにこの草を広く尊重した。ディルと同様に、魔力に深く結びついた草で、魔よけの草ばかりでなく、人間に魔力を与える草でもある。手に傷をつけて、そこにこの草をつめれば、どんな鍵の錠でも触れただけで開いてしまうという迷信もそのひとつ。このハーブにまつわるほれ薬としてのロマンティックな迷信はいろいろあるが、花嫁は結婚式の朝にこの草を自ら摘まなければならないという迷信もある。そしてこの草を入れこんだ花束を持てば、夫の貞節と永遠の愛は必ず手に入れることができると信じられている。白いリボンにこの草をつけて首に巻けば悪魔よけ、病よけ、蛇に咬まれないためのお守りとも考えられた。このことから古い文献にはよくこの草と蛇が描かれている。キリスト教の伝説ではこの草はCalvary山の十字架の下に初めて見つけられ、十字架にかけられたキリストの傷をいやしたといい、この草を摘む時は十字を切り、祈らねばならない。生傷、犬や蛇の咬傷、眼病へのこの草の薬効はこのキリストの伝説に由来するといわれている。ヴァーヴェインという名はケルト語のferfaen(石を取り除く)が語源で、膀胱結石の薬に用いられたことによる。 【ハーブの辞典/北野佐久子編(東京堂出版)】より 学会では、1908年(明治41年)に含有成分であるバーベナリン、バーベナロール等に下述の効果があると発表された。 現在、中国華北のウルグイ地方において「麻黄草」なる薬草を栽培し、省をあげて産業振興に取り組んでいる。麻黄草は喘息に効果が高いといわれている一方、中国ではアトピー性疾患に効果大の二大薬草のひとつとされており、そのうちのもうひとつの薬草が「あきちゃみよ」であります。 私達を取り巻く現代社会の環境の悪化は、いろいろな病を引き起こしています。 子供達はおろか成人になってもなかなか治らないと言われているアトピー性皮膚炎もそのひとつで、それは単に身体中が「痒い」という事のみならず、本人の精神状態は勿論、それを看る親や関係者の精神状態にも何らかの影響を与えているといわれています。 そして、今やそれを患う者は相当数に及び、日本国内で10人に1人がそうだとさえ言われている厄介な現代の「病」であります。 その病を治療する為、石垣島を含む八重山諸島の人々は昔から島内に自生するある薬草を使用していました。それが当社が製造販売する「あきちゃみよ」(和名/クマツヅラ)であります。 葉っぱがカエルの背中に似てるから、ゲロッパ、カエルッパなんて呼ばれる。マルバグサというのも葉の形から。花穂を絡み合わせて引き合う遊びを相撲にたとえるので相撲草と呼ばれることもある。 中国で車前草というのは車の通り道に生えるから。地面に張り付くように広がる葉に対して、花穂はひょろっと立ち上がる。これが鞭(ムチ)に見えるから中国では馬鞭草とも呼ぶ。『本草網目』には蝦蟇衣という呼び名も出てくるが、日本のカエロッパと発想が似ていておもしろい。 野草として食べていた時代もある。若いうちはそれなりにいけるけど、育ちすぎたのは筋っぽくてマズイ(食べました(汗))。穂と種を薬にする。咳止めや利尿に効くということだ。 オオバコの種でをゴマ代わりに使うという話を聞いた。 冬になってカラカラになったオオバコの穂を手でしごいて種をとる。紙にのせ、こぼさないようにしゃらしゃら揺すりながら息を吹きかけて、殻だけ飛ばす。小鳥が食べた後のアワ玉の殻を吹き飛ばすのと同じ要領だ。 ゴマの代わりだからといって、ただ飾りに散らすだけでは面白くない。ゴマ和えにしてみようと思い立った。ゴマと同じようにフライパンで炒って、粒が跳ねはじめたらすり鉢に移してゴリゴリとすりつぶす。ゴマよりも固かった。少し長めに炒ったほうがいいのかもしれない。 すりつぶしたオオバコの種は、ゴマとはちがう癖のある匂いがした。悪臭ではないけれど、いい香りともいいにくい。これが美味しいのだろうかと半信半疑で味を付ける。醤油と砂糖。分量は料理の本でも見て下さい。ゴマ和えと同じでいいと思う。今回はほうれん草を和えてみた。 食べてみたところ、味はまともでした。醤油と砂糖だから、不味くなりようがないけれど。すりつぶした時の匂いもさほど気にならなかった。 でも、だからといってゴマより素晴らしいかというと難しい問題だ。あくまで代用品なのかもしれない。 なお、ダイエットに使うオオバコは、 Plantago ovata といって日本や中国のオオバコ(Plantago asiatica)とは別種である。 P. ovata の種を粉末にしたものを水にひたすと数十倍にふくらんでお腹を満たすというのだが、ふやかしたものを食べても美味しくはないし、さりとて粉末を飲んで後から水を大量に流し込むというのでは「食べたい」という欲求は満たされない。 ただ、この粉末には食物繊維が大量に含まれているそうだから、脂肪の吸収をおさえる働きはあるかもしれない。それに、お通じもよくなる。 日本のオオバコも穂を乾燥させてお茶にすると、種のまわりに少しだけゼラチン状のまくができる。インドのものとは比べようもないほどわずかな効果だが、仲間なのだと実感した。
【馬鞭草の関連検索】 商品説明 成分 特徴 飲み方-入れ方 歴史と文化 注意事項 科名 和名 学名 属名 生薬名
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