シャンプーについて
洗浄力の強いシャンプーの悪影響
身体を乾燥などから護っている保護膜(皮脂膜)を形成させるために、皮脂が分泌されます。それが空気に触れると、やがて酸化します。酸化した皮脂は粘着力を持ち、空気中のチリやほこりを呼び込みます。
この酸化した皮脂や汚れを取り除くために、我々は入浴や洗顔を行います。風呂上がりの顔が突っ張るのは、皮脂が取り除かれてしまったために起こる現象です。
皮膚から保護膜(皮脂膜)がなくなると、人体の保護システムに従って、猛烈な勢いで皮脂が分泌され、皮脂膜が形成されます。顔のつっぱりがじきに治まるのはこのためです。
皮脂というのは、必要以上に取り除いてしまうと、分泌される皮脂もその分多くなり、それが繰り返されると、最後には全く分泌されなくなってしまいます。
そのような狂いが生じると、フケ・湿疹の原因にもなります。強すぎるシャンプーを使った場合、こうしたプロセスを経て、最終的に脱毛症へと向かっていくことになります。
強いシャンプーによる影響
ハゲ防止のために、強すぎるシャンプーを使って、皮脂を取り除いてしまうと、どのような影響が生じ、結果として脱毛症に至ってしまうのかを説明します。
- シャンプー後、リンスをする前に髪に触ると、きしみを感じる。このきしみは危険信号なので、察知し た場合は直ちに使用をやめた方が良いでしょう。
- 使用開始後1週間ほど経つと、髪がパサパサしてくる。
- 髪に縮れがあらわれてくる。
- 皮脂の分泌が多くなる。
上記はいずれも髪からの危険信号ですので、気付いたらすぐに、ご使用のシャンプーを変えることをお勧めします。
薄毛で悩む方へ!朗報!!
TV-CMでもお馴染みのプロピア ヘアコンタクト!当サイトでも自身を持ってお勧めできる植毛法です0.03mmの特殊フィルムで頭皮と一体化させる画期的な新方式。肉眼ではほとんど見分けのつかない自然な生え際が特長です。またシャンプーやブラッシングもでき見られてもさわられても全然平気。毎日のスタイリングも自由自在です。
石鹸シャンプー
脱毛症の対策として、石鹸シャンプーの使用が安全で効果的と考えている方もいるかと思いますが、決して安全とはいえません。
石鹸は、動・植物性油脂と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を主成分にしており、アルカリ度が高く、洗浄力の非常に強いシャンプーです。
石鹸シャンプーがハゲ対策にいいという説は、合成洗剤が良くないということから考え出された俗説に過ぎず、石鹸シャンプーを、ご使用中の方がおりましたら、別の製品に変えることをお勧めします。
殺菌シャンプーの危険性
育毛促進のために、殺菌シャンプーが効くという話をよく聞くことがありますが、これは間違った認識に基づいていると考えられます。頭皮の細菌が育毛を妨げているというのが、この考えの根拠のようです。
しかし、細菌はそもそも有害・無害と多種多様であり、それらが人体の皮膚上で生活をしながら、健康のバランスを取ってくれているのです。殺菌シャンプーにより、細菌の種類に関係なく殺してしまっては、頭皮が無防備状態となってしまい、そこに新たな細菌が繁殖して炎症のもととなってしまうことが考えられます。その、炎症により脱毛が促進してしまっては元も子もありません。
身体のメカニズムと、シャンプーの本来の目的を考えると、殺菌効果は明らかに行き過ぎているので、現在ご使用中の方がおりましたら、直ちに使用をやめることをお勧めします。
フケ用シャンプー
フケ用シャンプーは育毛促進のために作られている商品ではありませんが、何気なく使用していると、脱毛の原因となってしまいます。
理由としては、フケの中に細菌が潜んでおり、それを防ぐために強力な殺菌作用が含まれているからです。殺菌シャンプー同様、頭皮の細菌バランスが破壊され、炎症を引き起こしかねないのです。
フケ用シャンプーをお使いの方は、使用をやめ、肌に良い成分のシャンプーに変えることをお勧めします。