してはいけない育毛法
過剰なブラッシング
ハゲ防止のために、ブラシを使ってブラッシングを行うことで、頭皮の血行を促進させるとよいという情報が広まっていますが、これは誤りです。本来のブラッシングの目的とは、シャンプー前に適度なブラッシングで頭髪の中のゴミやチリを浮かび上がらせたり、髪の長い方が束ねるために行うことです。決して血行促進という目的ではありません。
ブラッシングにより、柔らかい頭皮を刺激し続けると、皮下の柔らかい皮下組織が痛むだけでなく、場合によっては完全に破壊されることもあります。荒れた土地に作物が実らないように、痛んだ頭皮には髪が育つはずがありません。ブラッシングの際には、頭皮までブラシの先端が及ばないよう気をつけて行うように心がけましょう。
皮脂の取り過ぎ
ハゲに対する間違った認識のひとつに、皮脂は育毛の妨げである、という考え方があります。この誤った考えに基づいて、皮脂を過剰に取り除いている人がいますが、これにより頭皮がボロボロになってしまいます。
中には、高額のサロンに通い、逆に脱毛症がひどくなってしまった方もいます。頭皮を正常に保つには、毎日一回、普通のシャンプーをすることが大切です。皮脂を根こそぎ取ってしまうような強力なシャンプーを使う必要はありません。まずは清潔な頭皮を保ち、皮脂に過敏になりすぎないことから始めましょう。
薬草や果汁の頭皮への塗布
習慣的に薬剤や健康食品を摂取し続けたり、肌に良くない成分で構成された育毛剤などを使用された方の頭皮下には、多量の不純物が集積されています。
このような不純物は、成長する髪の毛とともに体外へ排泄されるのですが、集積される量が排泄機能を上回ると、頭皮下に蓄積されていきます。
この蓄積された不純物は、毛母細胞にとっては毒素となってしまい、髪の成長を阻害するばかりか、深刻な脱毛症を発症させてしまいます。そして、その後の発毛・育毛までも非常に困難な状態にしてしまいます。
一説として薬草や果汁を頭皮に塗ることで、脱毛・育毛効果があるといわれているようですが、これは全くの間違いです。ヨモギやセンブリ、ドクダミなどの薬草がよく挙げられる薬草で、みかん、アロエ、キンカンなどが頭皮に効くといわれる果汁です。
これらを塗ることで、毛母細胞に良い効果を表すという結果は出ておりませんし、逆に毛母細胞の呼吸困難をもたらしかねません。発毛・育毛効果の基本は頭皮を健康で清潔に保つことなので、育毛剤のような専門薬以外を塗る必要は、ありません。
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過剰なマッサージ
脱毛に悩む方々の間では、頭皮にマッサージを施すと育毛に良いといった認識があります。マッサージをすることによって、血流が促進され、毛根への栄養補給が行き届きやすくなるということが根拠のようです。
しかし、頭皮へのマッサージをすることによって摩擦で熱が発生し、頭皮の皮膚温度が上昇するばかりでなく、強く擦り続ける事によって皮膚がすりむけてしまうこともあります。
身体はマッサージによって発生する、これらのトラブルを防ぐために、保護機能が働き、急激に皮脂を分泌し、頭皮を固くさせ、脳を護ろうとします。そのため新毛が生えにくくなり、皮膚呼吸もできにくくなるので現在生えている髪の毛も次第に細くなります。
したがって、毎日の頭皮への過剰なマッサージは、逆に脱毛症を促進させてしまうことに、つながります。
育毛器具
ヘアサイクルによって常に新毛が生える頭皮に細い毛が生えているのは自然な状態です。しかし、間違った、認識で、身体の拒否反応を無視してまで、育毛器具で育毛剤を強制的に浸透させると、結果として脱毛症を引き起こしてしまいます。
つまり、皮膚が持つ強力なバリアーを破り、皮膚を通して育毛器具で余分な成分を身体に送り込むと、身体に吸収されないままに頭皮下に詰まり、脱毛症などのトラブルにつながる危険性が高いということです。